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独特な店薩摩島津家伝来黒漆小板威島津丸に十字紋図板佩楯〔検索：甲冑・具足・兜・鎧・籠手・脛当・刀・太刀・脇差・薙刀・槍・鍔・目貫・縁頭〕甲冑（兜、鎧）

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黒漆小板威島津丸に十字紋図板佩楯

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黒漆小板威島津丸に十字紋図板佩楯

【所見】

由緒：薩摩島津家伝来
名称：黒漆小板威島津丸に十字紋図板佩楯
時代：江戸時代初期頃
【特徴】

鹿児島縣からの荷口の一品で大名三具「黒漆小板威島津丸に十字紋図板佩楯」と言う。本作は黒漆塗りの煉革を丁寧に小板威とし板部に薩摩島津家の定紋である丸に十字紋の図案を意匠している。旧所有者の話では西南の役（西南戦争）で働いた甲冑の三具であるとのこと。時代は古く江戸時代初期頃まで遡るが状態素晴らしく健全で本作に一層の華が添えられている。家地部は甲冑師により丁寧に補修が成されており大切に伝わって来たことが窺い知れる。佩楯板部に丸に十文字家紋が意匠されている点と同時に発見された「稲荷狐前立六十二間小星兜付丸に十文字紋本小札紺絲威二枚胴具足」「伊地知銘太刀金具薩摩突兵拵（長曽祢興里入道乕徹）」にも同一の丸に十文字家紋が配されている点からも薩摩島津家所縁の三具であることはまず間違い無い。高齢となり管理が難しいため蒐集家に是非ともお譲りしたい。※貴重な文化財として手入れ・保存が出来る御方のみご参加下さい。新規IDの御方・悪い評価が多い御方は入札前に必ず質問欄より入札意思のご連絡を下さい。